Gypsophila

ශ්‍රී ජයවර්ධනපුර කෝට්ටේ

じんせぇはわからないことだらけ


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「わかんねぇ、わかんねぇんだよ!!!」

私の心に住む5歳児がジタバタ暴れてる

 

うん、わかんねぇんだよ

じんせぇわかんねぇことだらけだもんね

 

 

「自分に自信を持つってどういうことなん」

 

今まで生きている中で、他人から評価されることだけで自己肯定して、自信をつけてきた

他人からの声が私を形作るものだという考えが絶対だった(後々わかってきたけど、無意識にそう固執していたのもまた怖い)

 

「すごい!」「こんなことできるの?!」「センス良いね~」私にとって嬉しくてたまらない言葉たち

それらが支えであり至福であり快感であった

 

その言葉たちは本来、私に上手く飲み込まれて私自身を輝かせる綺麗な真珠になっていたかもしれない 

 

けれど、そうじゃなかったと気づき始めたのは本当に最近のこと

その言葉自体は何も悪くない、ただ私は飲み込み方をずいぶんと長く間違えてきたと思う

 

褒められて(心のどこかでは「お世辞のくせに」とひねくれ)いつの間にか傲りとなってプライドが徐々にバベルの塔のように高くなっていく

そして次はもっともっと評価してほしいからと足掻いて大きな期待をする、承認欲求底なし沼に溺れ沈んでいる

 

学生の頃はまだ良かった

決められた枠の中で好きな表現もできて、聞き入れたくない批評やアドバイスがあれば目を閉じ耳を塞げば良いだけなのだから

 

しかしいざ社会人になったらどうだろう

超天才でもないから当たり前に一筋縄ではいかないし、もちろん上司たちによるお叱りやアドバイスも受ける

途端に人一倍ヘロヘロになってしまった

 

1年目、2年目…と年を重ねる度に綻びが隠しきれなくなって、さらに優秀な後輩が現れて焦って空回りする事態

プライドの塔と承認欲求の沼で開く高低差に加えて、人と比べることが追加され、とうとうゆるやかに自滅していった

 

この自滅の果てが、完全な自信喪失だと思う

あーあやっちまったな…という感じしかないんだけど

 

そして色んな人から(仕事然り自分自身のことも)「もっと自信持って!」と言ってもらえることが増えた今日この頃

「やーーー自分のことだから前から薄々わかってるんですーーーーでも、もうどうしたら良いのかわからんのですーーー」って叫びたいのが本音、誰か助けくれよマジで

 

いやでも、過去の記憶繋ぎ合わせてここまで原因が突き止められただけでも合格か?うん、合格

 

既に失敗してるわけだから、遠回りでもそれを回避できる方法を探していきたいな

じんせぇで蓄積された高低差はこれ以上広げないし、プライドの塔は溶かして、沼は承認欲求じゃない自己も他者も認める素直な気持ちで埋めて(葬って?)あげたい

 

おわり